6月の星空

※星図は京都市から見たものです。 (上旬22時ごろ、中旬21時ごろ、下旬20時ごろ)
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 6月といえば梅雨ということで、あまり晴れた星空に出会うのは難しいかもしれませんが、その中でも注目すべき天体現象を紹介します。

 5月には、22時から24時にかけて真南の少し低いところを眺めると、とても明るい3つの星がちいさな三角形をなして輝いている様子を見ることができました。 明るい順に火星、土星、アンタレスです。 これらの3つの星は6月に入ってからも観察することが可能です。 そして、6月18日にはこの三角形に月が近づきます。 是非18日前後の21時から23時頃を目安に南の空を観察してみてください。 4つの星のきれいな並びとともに、毎日観察することで、3つの星のそばを月が移動していく様子を見ることができるでしょう。

 5日には水星が西方最大離角となります。 最大離角とは、ある惑星(ここでは地球としましょう)から見て、太陽に近い惑星(内惑星:水星や金星)と太陽との距離が最も離れて見える状況を表します。 観察するには日の出45分前がよいでしょう。 高度が約4度と、かなり低いので簡単に見つけるのは難しいかもしれませんが、国立天文台 天文情報センター 暦計算室のホームページや星空アプリを用いて是非挑戦してみてください。

 12日は22時頃に月面Xを見ることができます。 これは上弦の月のころ、月面の欠け側に「X」のような地形を見ることができるものです。 上弦の月であれば必ず見えるわけではなく、ちょうどこのタイミングで月が観察しやすいところに位置していないといけません。 小型の望遠鏡(口径8cm程度)であれば観察可能でしょう。 是非この機会に挑戦してみてください。




*天文現象いろいろ*

6月 C/2013 X1パンスターズ彗星が6等台
■ 3日 土星が衝
■ 5日 新月(12:00)
    水星が西方最大離角
■ 7日 金星が外合
■ 11日 月と木星が接近
■ 12日 上弦
    月面Xが見える(22時頃)
■ 14日 海王星が留
■ 18日 月と土星が接近
■ 20日 満月(20:02)
■ 21日 夏至(太陽黄経90度、東京日の出04:25日の入19:01)
■ 28日 下弦
■ 30日 火星が留

資料提供:白河天体観測所
参考文献:国立天文台 ほしぞら情報  http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/06.html
Astro Arts 星空ガイド  http://www.astroarts.co.jp/alacarte/index-j.shtml