7月の星空

※星図は京都市から見たものです。 (上旬22時ごろ、中旬21時ごろ、下旬20時ごろ)
の辺りをクリックすると星空レポートにジャンプします。
※Internet Explorer では動作しない可能性があります。 現在対応中です。
星空レポートはこちら: 11月の星空  12月の星空 

7月は「文月」と呼ばれます。 その由来は短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事に因んでいると言われています。 そこで今月は注目すべき天体現象と七夕について紹介します。

七夕というと、「こと座のベガ」と「わし座のアルタイル」をそれぞれ「織姫」と「彦星」として、この2人が1年に1度だけ巡り会うことのできる日、というストーリーを真っ先に思い浮かべる方が多いかもしれません。 ベガとアルタイルは、夏の代表的な星でとても明るいので、都会でも晴れた日には見ることができるでしょう。 また、「はくちょう座のデネブ」を合わせると大きな三角形を描くことができ、「夏の大三角」とも言われます。 7月は22時から25時にかけて、この大きな三角形が頭のちょうど上あたりにきますので、ぜひ探してみてください。

また、七夕の由来は「織姫」と「彦星」の七夕伝説以外にもあります。 たとえば、乙女が着物を織って棚にそなえ、神様を迎えて秋の豊作を祈った、古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事「棚機(たなばた)」。 また、7月7日に織姫星にあやかって機織りや裁縫が上達することを祈る風習「乞巧奠(きこうでん)」が中国から伝わったとも言われています。 近年ではそーめんを天の川に見立てて七夕の日に食べたり、サマーバレンタインとして日頃お世話になっている人にお菓子を送るという話も聞いたことがあります。 七夕は新暦の7月7日で梅雨真っ只中ということもあり、実際に星空に願いごとを行うのは難しいのは確かです。 ですが、様々な形で七夕という日をきっかけに、昔の文化に触れたり、宇宙そのものに想いを馳せるのはとてもいいことだと思います。 ぜひ自分にあった七夕の楽しみ方を見つけてみてください。




*天文現象いろいろ*

■ 1日 半夏生(太陽黄経100度)
■ 4日 新月
■ 5日 地球が遠日点通過
■ 7日 七夕/水星が外合/小暑(太陽黄経105度)
■ 9日 月と木星が大接近
■ 12日 上弦
■ 16日 月と土星が大接近
■ 18日 海の日
■ 19日 土用(太陽黄経117度)
■ 20日 満月
■ 22日 大暑(太陽黄経120度)
■ 27日 下弦
■ 28日 みずがめ座δ(デルタ)南流星群が極大

資料提供:白河天体観測所
参考文献:国立天文台 ほしぞら情報  http://www.nao.ac.jp/astro/sky/2016/07.html
Astro Arts 星空ガイド  http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2016/07/index-j.shtml