*3月の星空*
太陽が沈んだあと、西の空には宵の明星・金星がまぶしく輝いています。 オリオン座や夜空で最も明るい一等星おおいぬ座のシリウスは、西の空へと傾き、夜空は春の星座たちが主役となってきました。 頭の真上近くには、土星が明るく輝いています。肉眼では、他の星とかわらないように見えますが、望遠鏡を使えば、美しいリングを楽しむことができます。また、
北の空には、7つの星がひしゃくの形にならんだ、北斗七星がみえるようになります。3月となり、星空も冬から春へと衣替えですね。
*天文現象いろいろ*
■4日満月
■6日天王星が合
■7日木星が西矩、水星が留
■12日下弦の月
■19日新月(部分日食)
■21日春分(太陽黄経0度)
■22日水星が西方最大離角
■26日上弦の月
*見ごろの星たち*
■土星:太陽系第6惑星 しし座の一等星レグルスの隣、レグルスより明るい0等級で輝いていますので肉眼でも簡単に見つけることができます。望遠鏡を使えば、土星の特徴のリングをみることができます。
■レグルス:しし座・恒星・77光年 しし座の胸元に輝く一等星。白く輝く星。太陽の見かけ上の通り道(黄道)の上にあることから、かつては王の運命を占う星ロイヤルスターとして使用されていました。
■プレセペ星団(M44):かに座・散開星団・510光年 ふたご座の一等星ポルックスとしし座のレグルスの間にあります。 肉眼では、ぼんやりと淡い光が確認できる程度ですが、双眼鏡ではたくさんの星を楽しむことができます。
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