*10月の星空*
10月になると、星空もすっかり秋となります。秋の星座の目印でもある「秋の四辺形/ペガススの四辺形」が頭の真上近くで輝きます。秋の四辺形は、きれいな長方形をしていますので、意外と簡単に見つかります。また北の空高くに、カシオペヤ座が見えるようになります。カシオペヤ座を使うと、北極星を見つけることがで
きます。 秋の星空には、明るい星が少ないのですが、双眼鏡でも楽しめるアンドロメダ銀河やh−χ(エイチ・カイ)など美しい天体がたくさん隠れています。 *天文現象いろいろ*
■3日下弦の月
■4日火星とふたご座の散開星団M35が接近
■9日ジャコビニ流星群が極大
■11日新月
■12日水星が留
■19日上弦の月
■21日オリオン座流星群が極大
■24日水星が内合
■26日満月
■29日金星が西方最大離角
*見ごろの星たち*
■天の川 南西の空〜夏の大三角〜カシオペヤ座〜北東に続く、淡い光の帯。雲のようにも見えるが、星の集まりでできている。街の明かりのない、空の暗い場所でみることができる。
■M15(ペガスス座・球状星団) 大口径の望遠鏡でみると、たくさんの星が球状に集まっている様子を楽しむことが出来る。 月のない夜にみるのがオススメ。
■天王星 太陽系第7惑星。大気にメタンが含まれているので、青緑色っぽく見える。
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