今月の星空

今はどんな星が空に出ているのでしょう??

「過去の星空」はコチラ


*1
月の星空*

 オレンジ色に輝く明るい火星がよく目立っています。火星は、2007年12月に2年2ヶ月ぶりに地球に接近し、引き続き見ごろの状態が続いています。
 火星以外にも、オリオン座を中心に明るい星がたくさんあります。おおいぬ座のシリウスは、太陽をのぞく恒星の中で、最も明るく輝いてみえる星です。火星よりも少し明るくみえます。望遠鏡ではダイヤモンドのように美しく見えます。
 1月の夜はとても寒いですが、たくさんの明るい星が美しく輝いています。


*天文現象いろいろ*

■3日 地球が近日点通過

■5日 しぶんぎ座流星群(りゅう座ι流星群)が極大

■8日 新月

■16日 上弦の月

■18日 冬の土用(太陽黄経297度)

■20日 月と火星が接近

■22日 新月、水星が東方最大離角

■30日 下弦の月

■31日 火星が留
 

*見ごろの星たち*


■M42 オリオン大星雲(散光星雲)
オリオン座の三ツ星のすぐ下にある散光星雲です。
月のあかりがない夜なら肉眼でも見ることができます。
望遠鏡でみると、翼を広げた鳥のような姿に見えます。
たくさんの星がうまれる場所です。

■カストル(ふたご座の二重星)
ふたごの兄の星カストルは、日本では「銀星」と呼ばれ、銀色に輝いています。
肉眼では1つの星にしか見えませんが、望遠鏡で見ると、2つの星に分かれて見えます。
カストルは、実は6つの星が互いの周りをまわっている6重星です。
しかし望遠鏡では2つの星にしかみえません。

■M45/すばる/プレアデス星団(散開星団)
清少納言の枕草子にも「星はすばる・・・」と書いてあります。
肉眼では5〜6個の星にしかみえませんが、双眼鏡や低倍率の望遠鏡では
たくさんの星が集まって見えてたいへんきれいな天体です。

■火星(太陽系第4惑星)
火星が、およそ2年2ヶ月ぶりに地球に接近し、見やすくなります。
肉眼では、オレンジ色に輝く明るい星として見えます。
1月は火星はぎょしゃ座、ふたご座、おうし座のあたりで輝いています。
 

「過去の星空」はコチラ

TOPに戻る