今月の星空

今はどんな星が空に出ているのでしょう??

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月の星空*

 にぎやかだった冬の星座たちは西の空へ傾き、かに座やしし座、おおぐま座など春の星座が主役の時期となりました。春の夜空で、まず北斗七星を探してみましょう。7つの星がひしゃく(もしくはフライパン)の形に並んだ所です。北斗七星から北極星を見つけることができると、方位がわかってとても便利です。
 南の空高く、星が裏返った「?」マークの形に並んだ所があります。ししの大がまと呼ばれている星の並びです。これがしし座の目印です。しし座の胸元に輝く一等星レグルスに並ぶように、土星も輝いています。望遠鏡で、ぜひ土星のリングをみてくださいね!


*天文現象いろいろ*

■4日 清明(太陽黄経15度)

■6日 新月
 
■9日 月齢3の月とプレアデス星団が接近

■12日 月と火星が接近

■13日 上弦の月

■16日 水星が外合

■17日 春の土用

■20日 満月

■22日 こと座流星群極大

■28日 下弦の月

*見ごろの星たち*


■北斗七星(おおぐま座)
 北の空に、7つの星がひしゃくの形に並んだところがあります。これが北斗七星です。北斗七星は、秋〜冬にかけてはみえにくく、春〜夏になると北の空で見えるようになります。北斗七星を使えば、北の目印・北極星を見つけることができます。また、ひしゃくのもち手から、2番目の星をよ〜くみてください。よ〜くみると、明るい星の横に、暗い星がちょこんとくっついて輝いているのがわかりますよ。
 
■しし座
星占いでもおなじみの星座です。一等星のレグルスから上へ、鏡に映った「?」マーク(ナテハマー
ク!?)に星をたどったところがライオンの頭です。この「ナテハマーク」は、ししの大がまとも呼ばれています。
 
■土星(太陽系第6惑星)
光度0.5等級の明るさで、しし座の胸のあたりで輝いています。望遠鏡を使えば、美しいリングを見ることができます。口径7cm程度の小型望遠鏡でもリングを楽しむことができます。
 
■M44 プレセペ星団(散開星団)
かに座の真ん中にある散開星団です。空の条件がよければ肉眼でも確認することができます。「しかし、かに座の場所がイマイチわからないから見つけられない・・・」という人は、ふたご座のポルックスとしし座のレグルスの間を探してみてください。そのあたりに双眼鏡を向ければ、たくさんの星が散らばっている様子が見られます。
 
 

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