今月の星空
今はどんな星が空に出ているのでしょう??
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*12月の星空* 12月になると、にぎやかな冬の星たちがどんどん登場します。だれもが一度は探したことのあるオリオン座や、すばるのあるおうし座などが見ごろです。
■ミラ(くじら座の変光星) ミラは、くじら座の心臓にある星です。約332日かけて周期的に明るさを変化させる星です。暗いときには10等級程度、明るい時は2等級にもなり、2008年12月19日あたりに最も明るくなると予想されています。ミラをみるには絶好の機会ですのでぜひみてみましょう。2等級なら肉眼でも見つけられますよ。 ■M45プレアデス星団(散開星団/400光年) おうし座の方のあたりにある星団です。日本名はすばる。肉眼でも5〜6個の星を数えることができます。双眼鏡では、たくさんの星が集まって、大変美しくみられます。望遠鏡で見るよりも双眼鏡で見たほうがオススメの星団ですので、手軽に楽しむことが出来ます。 ■アンドロメダ銀河・M31(銀河/230万光年) ペガスス座の隣、アンドロメダ座の領域には、有名なアンドロメダ銀河があります。空の暗い場所なら、肉眼でもぼんやりとその姿をみることができますが、双眼鏡や望遠鏡を使ったほうがより美しく見られます。星雲のようにも見えますが、天の川銀河の隣の銀河です。 ■h−χ(エイチ・カイ/二重星団/h:7010光年 χ:8080光年) カシオペヤ座とペルセウス座の間あたりにある散開星団です。双眼鏡や低倍率の望遠鏡などでは2つの散開星団が同一の視野で楽しむことができます。宝石箱の中をのぞいていると思うほど、美しく見えます。肉眼でみたときには恒星のようにもみえるため、昔は恒星だと思われて、それぞれh、χと名付けられました。その名残でいまも、h-χと呼ばれています。 ■ガーネットスター(ケフェウス座/1000光年) 肉眼では暗い星なので探しづらいですが、望遠鏡でのぞいてみると、深みのある朱色の星に見えます。まるで、1月の誕生石のガーネットのような色に見えることから、この名前がつけられました。直径は太陽の1500倍、表面温度は2000度の星です。 |
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