*8月の星空*
頭の真上に、天の川が見られます。南の空、いて座のあたりは、天の川の最も濃い場所です。 8月は、流星群がいろいろあります。月明かりのまぶしいときもありますが、夜空の暗い場所にでかけて、流れ星探しをしてみてくださいね。
南東の空には、王者の風格漂う木星が輝いています。太陽系で一番大きいだけあって、目立って輝いています。
*天文現象いろいろ*
■6日 満月、みずがめ座ι流星群南群極大 ■7日 立秋(太陽黄経135度) ■11日 土星の環の消失 ■13日 ペルセウス座流星群極大 ■14日 下弦の月 ■15日 木星が衝 ■17日 はくちょう座流星群が極大 ■18日 海王星が衝 ■20日 新月 ■23日 処暑(太陽黄経150度) ■26日 旧暦の七夕(伝統的七夕) ■27日 上弦の月
*見ごろの星たち*
■木星 木星は太陽系最大の惑星です。夜空でもかなりあかるく輝いていて、よく目立ちます。今年は、やぎ座のあたりにあります。望遠鏡では表面の縞模様や、木星の衛星(ガリレオ衛星)の様子もみることができます。 ガリレオ衛星が木星本体の影にかくれる様子や、衛星同士が隠しあう様子も観察できますので、じっくりみてみると面白いですよ。 ■ベガ(こと座の一等星) 夏の大三角のうち、もっとも明るい星です。七夕のおり姫星としても有名です。白くきらきら輝く様子は、まるでダイヤモンドのようです。 ■アルタイル(わし座の一等星) 七夕の彦星としておなじみの星です。天の川をはさんで、おり姫星も探してみましょう。 ■アルビレオ(はくちょう座、二重星) はくちょうのくちばしに輝く星です。一見すると目立たない少し暗い星ですが、望遠鏡で見ると2つに分かれてみえる星です。金色と青色、2つの星の色の対比が非常に美しく、「天上の宝石」ともよばれます。小型望遠鏡でも手軽に楽しめますよ♪
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