*2月の星空*
南の空から天頂にかけて、にがやかな冬の星たちが輝いています。
おおいぬ座のシリウスから、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオンを線で結ぶと、大きな六角形ができます。これが冬のダイヤモンドとよばれる星の並びです。
また、ふたご座の隣、かに座付近には、オレンジ色に輝く火星も目立っています。火星は2年2か月ごとに接近し、ちょうど見ごろをむかえています。東の空をみると、しし座、北の空には北斗七星が顔をだしています。
春はもうすぐそこですね。。
*天文現象いろいろ*
■4日 立春(太陽黄経315度) ■6日 下弦の月 ■13日 月が本年最遠 ■14日 新月 ■19日 雨水(太陽黄経330度) ■22日 上弦の月
*見ごろの星たち*
■シリウス(おおいぬ座の一等星)
夜空で輝く恒星の中で、最も明るく光って見える星です。-1.5等級という明るさは、恒星の中で飛び抜けています。望遠鏡では白っぽく輝く様子が楽しめ、たいへん美しい星です。
■火星 2年2か月ごとに地球と接近し、見ごろとなります。今回は、1月28日に最接近し、その後しばらく夜空で見られます。衝のころは、-1.3等級もの明るさで目立っています。
■冬のダイヤモンド おおいぬ座のシリウスから、オリオン座のリゲル、おうし座のアルデバラン、ぎょしゃ座のカペラ、ふたご座のポルックス、こいぬ座のプロキオンをたどった大きな六角形です。すべて明るい一等星ばかりでできるので、簡単に見つかります。
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