今月の星空

今はどんな星が空に出ているのでしょう??

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*8月
の星空*

 8月は天の川が一番見やすい時期です。特に南の空、いて座とさそり座の星々が輝く方向は最も天の川が幅広く見える方向なので、観測したいときはそちらを見てみましょう。

 ところで天の川って何からできているかご存知ですか?実は天の川は、真ん中が少し膨らんだ円盤のような形に無数の星々が集まってできている「銀河」というものを横から見た姿なのです。(お皿を横から見ると線に見えますよね。)そして、いて座の方向には銀河(円盤)の中心があるので、その部分が最も幅広く見えるのです。

 また、8月はたくさんある流星群も見逃せません。とりわけペルセウス座流星群は最も活動的な流星群のひとつで、しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群とともに三大流星群のひとつに数えられます。今年度、ペルセウス座流星群が極大となるのは13日ですが、残念ながらこの時期は満月付近で月光がまぶしくて観測には適していません。

 月を建物などで隠して観測するか、あるいは極大前後数日の比較的月光の影響が少ない日に観測してみましょう。

*天文現象いろいろ*

■  1日 やぎ座アルファ流星群が極大のころ(出現期間 7月20日〜 8月25日)
■  3日 月の距離が最近(距離 36万5767 km、視直径 32.4')
■  6日 旧七夕(伝統的七夕)
     上弦
■  7日 みずがめ座イオタ南流星群が極大のころ(出現期間 7月20日〜 8月25日)
■  8日 立秋(太陽黄経 135゚)
■ 13日 ペルセウス座流星群が極大(出現期間 7月20日〜 8月20日)
■ 14日 満月
■ 18日 はくちょう座カッパ流星群が極大のころ(出現期間 8月8日〜 8月25日)
■ 19日  月の距離が最遠(距離 40万5156 km、視直径 29.9')
■ 20日 みずがめ座イオタ北流星群が極大のころ(出現期間 7月25日〜 8月25日)
■ 22日 下弦
■ 23日 処暑(太陽黄経 150゚)
■ 29日 新月
■ 31日 月の距離が最近(距離 36万860 km、視直径 32.6')

参考サイト:
AstroArts「天文現象カレンダー」
http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2011/ph201108-j.shtml

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