今月の星空
今はどんな星が空に出ているのでしょう??
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8 月と言えば、三大流星群のうちのひとつであるペルセウス座流星群が見られる月です。ペルセウス座流星群は流星数が非常に多く、条件が良いと 1 時間に 50 個程度の流星が見られることもあるようです。極大となる日が夏休みの中頃ということもあり、非常に観察がしやすく、大変人気のある流星群です。 今年の極大は 12日 21時頃のようですが、今年に限っては極大から少し後ろにずらした 13日深夜〜14日未明の観察をお勧めします。というのは、この時期ペルセウス座は 21時では非常に地平線に近い位置にあるために観測がしづらく、深夜になって高く上がるのを待った方が良いのと、14 日未明には金星が月によって隠される「金星食(※)」というイベントも同時に見ることができるからです。次に金星食が条件良く見られるのは 2063年ということなので、この機会を逃さないようにしましょう。 ※金星食: 金星が月によって隠される現象 *天文現象いろいろ* ■ 2日 満月■ 7日 みずがめ座イオタ南流星群が極大のころ(出現期間7月20日〜8月25日) 立秋(太陽黄経135゜) ■ 10日 下弦 月の距離が最遠(距離 40万4124km、視直径 29.6') ■ 12日 月と木星が大接近 フィリピン、グアム、小笠原、ハワイなどで木星食 ペルセウス座流星群が極大、21時頃(出現期間7月20日〜8月20日) ■ 13日 火星がスピカに接近(01゜55') ■ 14日 金星食 (東京: 2:45〜3:29、札幌: 2:47〜3:50、福岡: 2:41〜3:27) ■ 15日 土星と火星が最接近 ■ 18日 はくちょう座カッパ流星群が極大のころ(出現期間8月8日〜8月25日) 新月 ■ 20日 みずがめ座イオタ北流星群が極大のころ(出現期間7月25日〜8月25日) ■ 22日 月と火星が接近、土星とスピカも並ぶ ■ 23日 処暑(太陽黄経150゜) ■ 24日 旧七夕(伝統的七夕) 月の距離が最近(距離 36万9731km、視直径 32.4') 上弦 ■ 31日 二百十日 満月 AstroArts「天文現象カレン ダー」 http://www.astroarts.co.jp/phenomena/2012/ph201208-j.shtml |