黄華堂検定!

【第26回】


(1)「はやぶさ」が調べてきたのは「小惑星イトカワ」ですが、 6月28日に打ち 上げられた「あかつき」が調べに行くのはどこでしょう。
 (あ) 八咫烏(やたがらす):小惑星
 (い) 金星:惑星
 (う) 太陽:恒星

(2)「あかつき」は金星に行って、金星の何を調べてくるのでしょう。
 (あ) 金星に水があるか、生物は住めるかどうかを調べてくる。
 (い) 金星の天気を調べてくる。
 (う) 金星の地殻(地面のつくり)を調べてくる。

(3)「惑星(わくせい)」という名前はどうして付けられたのでしょうか。
 (あ) 昔、天文学者にとって、迷惑な星だったから。
 (い) 何か戸惑っているように見える星だったから。
 (う) くさそうな星だから。(「わーくせい」)




☆答え☆
(1)い
 「はやぶさ」は金星に行って探査をしてきます。 ちなみに太陽を調べているのは「ひので」2006年 9月23日に打ち上げられ、今でも 元気に活躍しています。

(2)い
 金星は、大きさや太陽からの距離が地球と似ているため「地球の兄弟星」とも言 われてきました。 しかし、実際には地球とは全然違い二酸化炭素の大気と硫酸の雲が浮かぶような気 象条件の星です。 なぜそのような大気なのか、を調べれば、地球はなぜ今のような大気になったのか ということもわかるかもしれません。

(3)い
 天動説(地球は動いていなくて、星や太陽、惑星が地球を中心に回っているとい う考え方)に従って夜空を見たとき、お互いの位置を変えず星座を作ることができ る恒星(こうせい)と違って、見る時々によって星座の間を動き回る星があります。 このような星を「惑う星(まどうほし)」、惑星と呼ぶようになりました。
 星占いも惑星の謎めいた動きに神秘的なものを感じた人々がつくりだしたようで す。 数十年ほど前までは「遊星(ゆうせい)」という言葉も「惑星」と同じ意味で使わ れており、「宇宙戦艦ヤマト」に登場する”遊星爆弾”や1982年に公開されたアメ リカの映画「遊星からの物体 X」、といったアニメやSFの作品の中にその名前を見 ることができます。


(蜂屋:笠縫東小学校 2010年08月)