黄華堂検定!

【第37回】

今回は七夕にちなんだ問題です。

(1)七夕の織女星であること座のベガと牽牛星であるわし座のアルタイルはどの くらい離れているでしょう。
 (あ)5光年
 (い)15光年
 (う)150光年
 ※光年:光が1年間で進む距離

(2)織女星であること座のベガは天文学ではある基準になっている星ですが、何 の基準になっているでしょう。
 (あ)星の大きさ
 (い)星の明るさ
 (う)地球からの距離

(3)[記述]織女と牽牛の間にある天の川の正体は何でしょう。
  ※来月の星空にヒントがあります。




☆答え☆
(1)い
 織女星のベガと牽牛星のアルタイルは15光年離れています。 因みに地球からの距離はベガ25光年、アルタイル17光年です。

(2)い
 地球から見た星の明るさを、ベガとの相対的な明るさで表したものを『ベガ等級』 と呼んでいます。 数の小さいものほど明るく、5等級で100倍明るさが異なり、例えば1等級の星は6等 級の星よりも100倍明るいことになります。
 ベガ等級はそれぞれの波長(色)ごとに決められていて、それぞれベガの明るさを 0等級と決めています。 しかし、これでは例えば可視光線での0等級と赤外線での0等級が違う明るさになっ てしまう為(ベガは赤外の方が暗く見えます)、天文学では全ての波長で同じ基準を 使った『AB等級』というのが主流になっています。 (電波やX線では明るさについて別の指標を使いますが…) 因みに最近の研究でベガは0.03等級と分かっています。

(3)星(恒星)
※解説は2011年8月の星空を読んで下さい。 こちら


(森谷:京都大学 2011年7月)