黄華堂検定!

【第61回】

 最近は明け方の東の空に水星と火星、木星が見えています。 また 8月 4日、 5日には細長い月も加わり、とても賑やかになることでしょう。 今回はこの 3つの惑星から、水星に関する問題です。

(1)水星を望遠鏡で見るとどのように見えるでしょうか?
 (あ)いつも円く見える
 (い)満ち欠けして見える
 (う)いつも三日月のように見える

(2) 次の衛星の中で、水星よりも大きなものはあるでしょうか?
 (あ)月(地球の衛星)
 (い)カリスト(木星の衛星)
 (う)タイタン(土星の衛星)

(3)水星の自転周期は約58日、公転周期は約88日と2:3 の比になっています。 その為、水星では起きる現象はどれでしょうか
 (あ)「1日」の長さが「1年」の長さよりも長い
 ※1日は例えば太陽が南中して再び南中するまでの時間を指します
 (い)太陽が逆行して見えることがある
 (う)衛星がない




☆答え☆
(1)い
 水星は、地球よりも内側を回っている「内惑星」です。 その為、金星と同じように満ち欠けして見えます。

(2)う
 水星の直径は 4,879km で、地球の約40%に相当します。 月の直径は 3,474km、カリストの直径は 4,800km、タイタンの直径は 5,150kmです。 木星の衛星ガニメデも直径 5,262kmと水星よりも大きいです。
 ※直径は全て赤道面での値です。

(3)あ・い
 水星の自転周期と公転周期は2:3 の比になっています。 つまり、水星は太陽の周りを 2周する間に自分自身が 3周回ります。 その為に水星の「 1日」は 176日になり、 1年の 2倍に相当します。
 また、水星の特定の場所では、近日点付近で水星の 1日において日の出の途中で 太陽が逆行して一度沈み、その後再び上るという現象が見られます。


(森谷:広島大学 2013年7月)