黄華堂検定!

【第81回】

 みなさん日々星空を見上げていますか? 星というと月や太陽、これからの季節だとベガなんかを思い浮かべるかと思います。 しかし、今回は皆さんの頭上ではなくて足下にある星に注目します。 そう地球です、それも地球の誕生に注目した黄華堂検定です!


(1)地球は、今から約何年前に誕生したでしょう?
 (あ)2億年前
 (い)46億年前
 (う)94億年前
 (え)138億年前


(2)生まれたてほやほやの地球は、どんな姿だったでしょう?
 (あ)マグマだらけの火の玉地球
 (い)激しい豪雨の大嵐地球
 (う)緑豊かな草原地球
 (え)今私たちが住んでいる地球と同じ


(3)生まれたて地球には、どのような大気が存在したでしょう?
 (あ)窒素、酸素が主な大気(現在と同じ)
 (い)二酸化炭素やアンモニアが主な大気
 (う)塩素が主な黄色い大気
 (え)大気は存在しなかった(真空)


ということで今回は私たちの住む星「地球」に注目してみました。 たまには、星空だけでなく地球という足下の星にも目を向けてもいいかもしれませんね!



☆答え☆
(1)い
 地球は、約46億年前に誕生したと言われています。 宇宙に漂っていた塵やガスがどんどん集まって微惑星になり、それがさらに集まって原始惑星がいくつも生まれたと言われています。 その中の一つが、現在の地球でした。


(2)あ
 出来立ての地球は、マグマだらけの火の玉のような地球でした。 当然生物はまだ存在していません。 しかしこの時、水が誕生しました。 蒸発した水は地表から上昇し、雲を作り、火の玉地球に雨が降り注ぎました。 この雨は火の玉地球によって蒸発し、さらに大量の雲となり、地球に雨をもたらす。 これの繰り返しで地球の表面温度が徐々に下がり、やがて地面が出来ました。 固まった地面はでこぼこだったため、そこに雨がたまって海が出来たと言われています。


(3)い
当時の地球の大気は、アンモニア、メタン、二酸化炭素が主な成分でした。 つまり、かなり臭い(?)大気だったのです。 これらの気体は海に溶け、そこに熱・雷・紫外線などのエネルギーが加わることで、アミノ酸や糖が作られました。 そしてこれらの有機物を材料に、生命が誕生したと言われています。



(増本:愛知県塾講師 2015年06月)