黄華堂検定!

【第88回】

 年が明け、みなさん新たな気持ちで今年一年を楽しみにしているのではないでしょうか?
そこで、2016年最初の黄華堂宇宙検定は2016年にちなんだ問題をご用意しました。


(1)2016年NHK大河ドラマ「真田丸」の主人公、真田幸村(信繁)の家紋として有名な六文銭。 その由来としては三途の川の渡賃というのが有名ですが、それ以外の説としてある星が由来だという説があります。
その星は何でしょう?
 (あ)すばる
 (い)北斗七星
 (う)南斗六星


(2)2016年は4年に一度のスポーツの祭典「オリンピック」の年ですね。 そんなオリンピックそれも「東京オリンピック」と「宇宙開発」には深い関わりがあります。 次の3つのうち1964年の東京オリンピックと関わりのないものがあります。
それはどれでしょう。
 (あ)衛星生中継
 (い)宇宙からのメッセージ
 (う)人工流星


(3)2016年注目の天文現象の一つとして5月末に火星が接近します。 そんな火星のそばで赤く輝き、火星に由来した名前をもつ星は何というでしょう。
 (あ)アルデバラン
 (い)アンタレス
 (う)アークトゥールス




☆答え☆
(1)あ
 「六文銭」は六連星で、すばるではないかという説があります。 米の凶作の多い地域では麦がさかんに作られました。 すばるは麦を蒔く時期を知らせる星として信仰されていたと言われています。


(2)う
 人工流星は株式会社ALEが2020年東京オリンピックの開会式での実現を目指して奮闘しています。 (あ)の衛星生中継は1964年の東京オリンピックの際に数々の困難を乗り越えて世界で初めて成功しました。 また同じ年に3人乗りの宇宙船ボスホート1号が打ち上げられ、3人の宇宙飛行士が東京オリンピックにメッセージを送りました。


(3)い
 2016年の火星は、さそり座のα星「アンタレス」の近傍を運行します。 アンタレスはこのように火星と大きく接近して見える場合があり、ともに明るく赤い星であることから、ギリシャ語で「火星(アーレス)に対抗(アンチ)するもの」を意味する名がつけられました。


参考文献:
・トピックス「2020年!東京五輪の空に「流れ星」が見えるかも




(小林: 2016年01月)