連載:突撃!隣の・・・

【第1回 神戸市立青少年科学館】

 みなさん。はじめまして。 神戸市立青少年科学館・天文担当の石井です。 科学館の職員って、毎日どんなことをしていると思いますか? きっと、館によって日によって違ってきます。 私の、春休みの、ある一日をお伝えします。

 春休み・夏休みや土日の科学館の開館時間は9時半〜19時。 プラネタリウムは朝10時から夜19時40分まで、全8回投影があります。 その日は夜の当番だったので、お昼前に科学館前の満開の桜を見ながら出勤。 白湯を飲みつつ、本日の担当業務を確認。 11時40分からの天体観測室公開と、午後1時と5時50分からのプラネタリウム投影解 説、午後7時からのプラネタリウム番組の対応が当番。 プラネタリウム解説でゲップが出ないように、お昼休憩は3時半からと心に決めます。

 天体観測室公開では、25cm屈折クック望遠鏡「たいよう」を太陽に向け、太陽現 象である黒点とプロミネンスを、直接望遠鏡でご覧いただきます。 太陽観望が終われば、発声。プラネタリウム投影解説。 プラネタリウム投影解説や休憩時間以外は、事務所にて電話対応。 天文の質問だけでなく、事務の電話も受けます。 電話が鳴りやんだ時には、メール対応や、次のプラネタリウム番組やイベントの構 想を練ったり、書類を作ったり、館内の掲示物のチェックをしたり、雑多なことを しています。 そうそう、お天気が良かったので、科学館前の桜の写真を撮りました。 最終回のプラネタリウムが終わり、館内のお客様が全員帰られた後は、閉館作業を し、次の日の準備をします。 午後8時半、この日の仕事は終わり、帰路に着きます。

 この日は大きなトラブルもなく、とても穏やかな一日でした。 なんとなく、どんなことをしているのか、わかっていただけたでしょうか? 宜しければ、神戸市立青少年科学館に遊びにいらしてください。 お待ちしております!


(石井:神戸市青少年科学館 2010年04月)