連載:突撃!隣の・・・

【第7回 姫路市宿泊型児童館・星の子館】

 世界遺産・姫路城のある街、兵庫県姫路市の西の端にあるのが、姫路市宿泊型児 童館・星の子館です。

 星の子館は科学館でも博物館でもなく「児童館」です。 児童館に何で天文の職員?? って不思議に思いますよね?

 それは、星の子館が名前の通りお泊りができる児童館だからです。 せっかく泊まれるのだから星が見えたらいいよね! ということで、屋上には90cm、大きさで言うと日本で15番目くらいの大きな望遠鏡 があるのです。

 そして、この望遠鏡を使って星を見る観望会をなんとほとんど毎晩!行っています。
#お休みは8月と12月を除く第二水曜日と年末年始だけです。 もちろん、観望会は星の子館に泊らなくても参加することができます。

 私たち職員は、この観望会が主な業務です。学校がお休みの日には昼間にも観望 会を行い、青空の中に輝く星をご覧いただいています。 工作などのイベントもたくさん行っています。「天文台の人って昼間はなにをして いるんだろう?」ってよく聞かれますが、イベントを行ったり、その準備をしたり、 ちゃんとお仕事していますよ(笑)

 ぜひ一度、のんびりとお泊りしながら星の子館に星を見に行ってみませんか?


(塚田:元・姫路市星の子館/平塚市博物館 2011年6月)