連載:突撃!隣の・・・

【第19回 みえこどもの城】

 みなさん、はじめまして。三重県で小学校教員をしています、前田昌志です。 今回は、「子どもと楽しめるプラネタリウム」をテーマに、三重県松阪市にある施設「みえこどもの城」を紹介したいと思います。


1.みえこどもの城について
 私が勤める三重県の中央部、松阪市にある「みえこどもの城」は東名阪自動車道「松阪IC」から車で15分の位置にあります。 この施設の特徴は、親子で楽しめる施設であること、従来の科学館とは違い、企画展示がなくイベント運営・参加体験型の施設であることです。 施設の最上階には直径22mの傾斜式「ドームシアター」があります。一昨年までは、「プラネタリウム解説コンクール」も行われていました。




2.0歳から!?子どもが楽しめちゃう施設!
 プラネタリウムと言えば 「静かな雰囲気でゆったり星々を眺める・・・(うとうと寝ながら?)」 というイメージでしょうか。 小さなお子様をお連れの方々にプラネタリウムをお勧めしても、 「そんな施設に小さい子どもなんて連れていけるわけがない!」 と言われそうですね。 でも、みえこどもの城は大丈夫です。 星空コンサート、0歳から楽しめるプラネタリウムイベントなど、様々な親子向けの特別企画があります。 絵本や音楽とともに、星空を楽しめるようになっています。 プラネタリウムの他には、子どもでもボルダリングを楽しむことができる「クライミングコーナー」があったり、科学実験が体験できる「サイエンスルーム」があったりなど、小学校高学年までの子どもなら1日楽しめる場所となっています^^







3.まだまだ!三重県のあんな施設やこんな施設
 みえこどもの城の魅力は、伝えきれないほどまだまだたくさんあります。 私自身小さい頃から何度も親に連れていってもらった施設で、大学生の時は運営ボランティア、教員になった今では子どもたちを連れてプラネタリウムの学習投影と、ずっとお世話になっています。

 この「みえこどもの城」だけでなく、三重県には他にもたくさんのプラネタリウムがあります。 しかもここ数年はリニューアルや新しい施設の登場が続いています。 ちょっとだけ紹介させてください。

(1)四日市市立博物館(三重県四日市市)
 四日市市立博物館の「GINGA PORT 401」は、今年3月にリニューアルオープンしたばかりで、ドーム径18.5m、座席数144席、五藤光学研究所が製作した投映機は、なんと世界最多となるおよそ1億4,000万個の星を映し出します。 高輝度LED光源が採用され、星の固有色までも科学的に正しく再現します。

(2)岡三証券(三重県津市)
 津市の「岡三証券」にある神楽洞夢は、一昨年10月にオープンし、ドーム径14.4m、座席数80席、BARCO社製4kプロジェクター5台を使用した、世界最高水準の映像を映し出す最新デジタルドームシアターです。 小学生の学習投影が主で、一般公開は木曜日の16時からのみ、という社会人泣かせのプネタリウムでもあります。

 来年5月には「伊勢志摩サミット」が行われるなど、近年の三重県は大盛り上がり。 ぜひ、三重県に観光へお越しの際は、今回紹介した施設にお立ち寄りいただけると嬉しいです^^




(前田: 2015年10月)