今月の星空
今はどんな星が空に出ているのでしょう??
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6月21日は夏至、一年の内でもっとも昼が長い日です。だんだんと夏の足音が聞 こえてきました。汗ばむ日が増えるのと同じように、夜空にも少しずつ夏の星達が 姿を見せ始めています。 春の星々が西の空へと傾き始め、東の空低いところには夏の大三角が見え始めま す。そんな夜空には二組のカップルがいます。一組目は夏の大三角にいる織姫(ベガ) と彦星(アルタイル)、こちらはまた今度詳しくご紹介します。二組目が春の大三角 にいるアークトゥルスとスピカです。青白く輝くスピカが女星、オレンジ色に輝く アークトゥルスが男星で、二つまとめて「夫婦星(めおとぼし)」と呼んでいます。 今では男の子は青、女の子は赤、というイメージがありますが、昔は逆だったよう です。日に焼けたたくましい男性と色白の女性を想像していたのかもしれませんね。 23日には満月の見かけの大きさが今年最大となります。ちなみに、今年最小の満 月になるのは12月 7日。写真を撮って見比べてみてはいかがでしょうか。
*天文現象いろいろ* ■ 1 日 下弦 ■ 5 日 芒種 ■ 8 日 月と火星がならぶ ■ 9 日 新月 月が最北(赤緯+20゜12.0') ■ 10 日 月と金星がならぶ ■ 11 日 入梅 ■ 17 日 上弦 ■ 19 日 月と土星がならぶ ■ 20 日 水星と金星が接近 ■ 21 日 夏至 ■ 23 日 満月(スーパームーン) 月の距離が今年最近(距離 35 万 6991 km、視直径 33.5') ■ 30 日 下弦
参考:
国立天文台 ほしぞら情報 |