今月の星空
今はどんな星が空に出ているのでしょう??
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明るい星が多かった冬の星は西の空へと傾き始め、夜空では春の星が見えるよう になってきました。 3月はその春の星とともに惑星が見えています。 冬の間目立っていた木星に続いて、22時頃になると東の空から赤い火星が昇って きます。真夜中には土星、明け方には金星も見ることができます。これら惑星は普 通の星と違って、あまり瞬かないことを使うと見分けられます。 そんな惑星の中でも 3月は火星に注目です。惑星は「惑う」星という名前の通り、 夜空の中を動いています。 3月から 4月にかけて火星は東からへと「逆行」してい く様子が見られます。 1日ではほとんど動いているように見えませんが、 1週間、 1ヶ月と見ていくと、その動きが見えてきます。今は火星の近くにおとめ座の 1等 星であるスピカが見えていますので、この星を位置の目印にすると、火星の動きが 分かり易いでしょう。
*天文現象いろいろ* ■ 1 日 新月 ■ 6 日 啓蟄 ■ 8 日 上弦 ■ 10 日 月と木星がならぶ ■ 12 日 月の距離が最遠(1.055、40万5364km、視直径29.5') ■ 14 日 水星が西方最大離角(明け方に見やすい) ■ 17 日 満月 ■ 19 日 月と火星がならぶ ■ 21 日 春分 月と土星が接近 ■ 23 日 金星が西方最大離角(明け方に見やすい) ■ 24 日 下弦 ■ 27 日 月と金星がならぶ ■ 28 日 月の距離が最近(0.951、36万5703km、視直径32.7') ■ 31 日 新月
参考:
国立天文台 ほしぞら情報 |