寒さが和らぎ、日中は汗ばむ陽気が増えてきました。しかしながら、夜はまだし ばらく冷えること予想されます。 5月といえども、まだしばらくは観測をする際、 寒さにも十分に注意してください。
5月6日には、みずがめ座η(エータ)流星群が極大を迎えます。月明かりがなく、 条件が良いため、観測するにはうってつけです。連休最後の日、流星を見ながらが ら締めくくるというのは、いかがでしょうか？
5月11日に衝となる土星が観察の好機を迎えています。土星は日の入り直後の東 の空に昇り、夜半に南中します。望遠鏡を向けると、土星とその環をはっきりと観 察することができます。今シーズンは、大きく傾いた見応えのある環を楽しめるこ とでしょう。
＊天文現象いろいろ＊
■ 2 日 八十八夜 ■ 4 日 月が木星に近づく ■ 5 日 立夏（太陽黄経45度） ■ 6 日 このころ、みずがめ座η(エータ)流星群が極大 （月明かりがなく、条件が良い） ■ 7 日 上弦 ■ 11 日 土星が衝 火星の南側を月が通る ■ 14 日 月が土星のすぐ南を通る ■ 15 日 満月 ■ 21 日 下弦 / 火星が留 / 小満（太陽黄経60度） ■ 25 日 水星が東方最大離角 ■ 29 日 新月
参考：
国立天文台 ほしぞら情報