今月の星空
今はどんな星が空に出ているのでしょう??
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寒さが厳しくなってきましたが、みなさんいかがお過ごしですか。こたつやエ アコンなどの暖房器具が恋しい季節ではありますが、寒さをぐっとこらえて、 冬の澄んだ空気の中、星を見るのはいかがでしょうか。ただし、星を見る際は、 体調を崩さないように寒さ対策をしっかりおこなって観察してください。 14日前後に、ふたご座流星群の活動が活発になります。ふたご座流星群は、毎 年安定した出現を見せる流星群です。一晩中流星が出現するのが特徴です。 今年は真夜中より前に月が出てしまうため、それ以降はあまり観察に適しませ ん。しかし、流星群の活動が最も活発になるのが14日の真夜中前と予想されて いますので、月が姿を見せる前の暗い空で観察すれば、多くの流星を見ること ができるかもしれません。また、できれば、14日以外の晩や、月の出ている時 間帯にも観察してみるとよいでしょう。 日の出前の南の空には木星が輝いています。木星の近くにはしし座の1等星 レグルスも見えます。11日から14日にかけて、木星とレグルスのそばを下弦前 の月が通り過ぎていきます。月が木星にいちばん近づくのは12日、レグルスに 近づくのは13日です。少し早起きして、月と木星の、ひと月に一度の出会いを ご覧になってください。月の動きが速いため、わずか1日で木星との位置関係 が大きく変わる様子がよくわかると思います。
*天文現象いろいろ* 12月の天文現象のいろいろ ■ 6日 満月 ■ 7日 大雪(太陽黄経255度) ■ 8日 水星が外合 ■ 9日 木星が留 ■ 14日 下弦 午後9時頃、ふたご座流星群が極大 (夜半頃に月がのぼってくるので、条件はあまり良くない) ■ 22日 新月 天王星が留 冬至(太陽黄経270度) ■ 23日 こぐま座流星群が極大 (月明かりがなく、条件が良い) 天皇誕生日 ■ 29日 上弦
参考:
国立天文台 ほしぞら情報 |