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黄華堂通信 ◆◇◆ お待たせしました第2号
◇◆◇ 毎月1日発行予定 ■ ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
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**************************************************************** | 本当に本当にお待たせしました。ついに、『黄華堂通信』第2号の配信です。 本当にお待たせしてしまい、すいません。 原稿はもう10月にはいただいていたのですが、編集長がなまけていたため、、、
来年こそ、発行日厳守できるようにがんばります。
さて、12月といえばクリスマス☆ イルミネーションきれいですよね〜 心がほっこり温まります。 みなさんはどのようなクリスマスを送られるのでしょうか? ちなみにわたくし編集長は、実家に帰って手作りケーキとディナーを作る予定です。 たまには家族サービスをしないとね(^^;) 寒いですが、ホワイトクリスマス、なんてのも、いいですよね☆
-------------<目次>-------------------------------------------
【 1 】星空の地図
【 2 】ブラックホール@Cafe
【 3 】アストロ隊長のつぶやき
【 4 】編集長のひとりごと
【 5 】黄華堂ニュース
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【 1 】星空の地図
「空に浮かぶAとWの秘密」
毎日寒い日が続いていますね。 でも、寒い冬の夜は空気が澄んでいるので、星たちがとてもきれいに見えるんですよ。 さて今回は秋の星座の中に見られるアルファベットのAとWについてのお話です。 Wの星座はあまりにも有名ですよね? 北極星を見つけるときにも用いられたりしますし、一年中北の空に見ることができる、
そう、カシオペヤ座です。 カシオペヤ座は五つの星からなるW字形で、日本では「やまがた星」と言われていたそうです。 アラビアでは「らくだのこぶ」、シベリアでは「五頭のトナカイ」とも。
Wはカシオペヤ座、では、Aは何座でしょう? Wよりはわかりづらいかもしれません。
星座盤を片手に見てください。アンドロメダ座のことです。 この星座、むしろアンドロメダ大星雲の方で有名かも? カシオペア、アンドロメダ、とくれば思いつくのが、古代エチオピア王家の4星座。 カシオペヤ座、アンドロメダ座、ケフェウス座、ペルセウス座の4星座のことで、ギリシャ神話に登場する人物たちです。
ギリシャ神話によると、 昔々、エチオピア王のケフェウスと王妃カシオペヤの間に、アンドロメダという王女がいました。アンドロメダはとても美しい王女で、王妃は「この世で一番美しいと云われる海の精ネイレスたちの美しさも私の一人娘アンドロメダと比べたらかすんでし まうだろう」と自慢しました。 これを聞いたネイレス達はカンカンに怒り、海の神ポセイドンに仕返しをするように頼んだのです。 ポセイドンは海の怪物お化けクジラにエチオピアの国を襲うように命じます。 王妃カシオペアはこの騒ぎを鎮めるためにアンドロメダをお化けクジラの生贄に差し出すのです。
かわいそうなアンドロメダ!!
しかしそこに、ペガススに乗ったペルセウスがやってきて、見たものを石に変えてしまうというメデューサの首を掲げ、それを見たクジラは石になってしまいます。そしてアンドロメダは無事、救われたのでした。 なかなか、ロマンチックなお話ですよね。 でも、ちょっとクジラがかわいそう?
このように、星空を見上げるとそこにはたくさんの物語があったりするのです。 寒い寒い夜、コタツの中でギリシャ神話片手に星空散策をするのもいいかも知れませんね。
さて、次回は何のお話をしましょうか・・・? 文責 林
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【 2 】ブラックホール@Cafe
「ブラックホールは幾つある?」 2005-10-23
私たちの住んでいる“天の川銀河”にはブラックホールが幾つくらいあるんでしょう? ブラックホールの数を見積もる方法は色々ありますが、今日は現在までにわかっているブラックホールの個数から、天の川銀河に潜むブラックホールの数を見積もってみましょう。
X線観測衛星「ぎんが」が発見したブラックホールは4年半で3個。 そのすべてが地球から3キロパーセク以内にありました。 (ここで、1パーセクは3.26光年、つまり、光の速さで約3年3ヶ月かかる距離のことです。つまり、3キロパーセクは1パーセクの3000倍なので、光速で9750年の距離に相当します。)
天の川銀河は、半径10キロパーセクの円盤状の形をしていますから、地球から半径3キロパーセクの円の面積の約10倍に相当します。つまり、「ぎんが」が見つけたブラックホールは3個なので、同じ割合で他の領域にもブラックホールがあるとすれば、ブラックホールは銀河全体で30個くらいあると考えられます。
また、1997年までに質量がわかったブラックホールの大半(約70%)はX線新星だそうです。X線新星とは、50年程度の周期で爆発現象を起こす種類の天体です。もし、見つかったブラックホールがすべてX線新星だとすると、あと50年観測すれば50÷4.5=11.1で先ほどの見積もりの11.1倍、つまり、333個見つかる計算になります!!! この計算はものすごく大雑把なものですが、少なくとも数百個のブラックホールが我々の銀河に潜んでいるといってもいいでしょう。
どうですか? ブラックホールが我々の天の川銀河にウヨウヨしていることが感じられてきたのではないでしょうか。 そんなに沢山あるなら研究も簡単じゃないか?と思われるかも知れませんが、実際、研究するのはなかなか難しいんですよ・・・泣 また、機会があればブラックホール研究のひとコマもお伝えしたいと思います。 それでは今日はこの辺で!
文責 渡会
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【 3 】アストロ隊長のつぶやき
急に寒くなりましたね。 気付いたら、今年も後わずかでほんとにびっくりです!!
師走と言いますが、常に走りっぱなしの1年だったようなぁ。。。 まぁ、残りも走り抜けたいと思います(>_<) 風邪をひいている人も多いですよね!! 早く治して、すてきな年末を迎えましょう☆
文責 アストロ隊長
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【 4 】編集長のひとりごと
なんどもあやまってばかりですね。 メルマガ講読されているみなさん、黄華堂のみなさん、そしてアストロ隊長っ!! 本当にお待たせしましてすいません。 なんとかメルマガ第2号発行にこぎつけました。 来年は、ばりばり、頑張ります!
さてさて、次回のメルマガは、年末号として今年一年の活動を振り返って見たいと思います。 思えばいろいろありました。 科学の鉄人、小学校での展望会、科学の祭典、、、などなど、なかなか充実していた年でした。
ではでは、次回年末号をお楽しみにっ!!
あぁ、雪を見たら発狂する、編集長でした。 「スキーに行きたいっ!!!」
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【 5 】黄華堂ニュース
このコーナーでは黄華堂の今後の活動や、黄華堂メンバー個人の活動・予定について紹介をしていこうと考えています。
子ども達対象のイベントだけでなく、大人向けのイベントも行っていく予定です。お楽しみに!
また、ご意見、ご感想があればぜひ次のアドレスまでメールを ください。
ご意見、ご感想:info@oukado.org
■■■次号もお楽しみに!!■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ■ Copyright 2005 黄華堂. All rights reserved. ■
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